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東京に住む僕たちが出来ること。

震災から一週間が経ちました。
あまりの被害の大きさにただ驚くばかりです。

これまで各地で震災が起きても、かわいそうだとは思っても
正直身につまされるというわけでもなく、
どこか他人事なところもあったと思います。

今回東京でも原発の放射能汚染や計画停電等
影響が出てきています。

また不必要な買占めや、東京を脱出する人も出てきております。

不安になる気持ちはわかりますし、多少の蓄えや
妊婦、小さな子供等の東京脱出は理解できるものです。
むしろ妊婦については、行政で指導して西に
逃げるべきであると思います。

ただあまりにヒステリックになりすぎての行動は如何なる
ものではないでしょうか?

個人的には東京の人間は東京に残ることこそが
混乱を招かないための一つの自分たちが出来ることでは
ないでしょうか?

今後復興が進むにつれ、被災者の方々が東京や首都圏にも
やってきます。
義援金や支援物資を送ることだけでなく、
東京にいる僕たちが東京に残って、しっかりと街を機能させ、
彼らの避難場所を作るということが大切なのではないでしょうか?
また震災後の経済的な混乱を避けるためにも、
外国人の言葉や動向などにいちいち左右されず、
一人の日本人、東京人として東京は大丈夫だ。東京が大丈夫
だから日本も大丈夫だということを指し示す必要があるのでは
ないでしょうか?

避難所で大変な苦労をされている方々や
復興作業を続けている方々。
また妊婦にもかかわらず、燃料不足等のため東北から移動
出来ない方々。
そして命をかけて原発で戦う、勇気のある方々。

そんな彼らをテレビで観ていると、ぼくはこれまで東京で、
何も考えずに電気を消費し、何不自由なく、
また原発の近くで暮らす人のことなどなにも考えずに
暮らしてきた自分自身の生活を思い返してしまい、
すまない気持ちでいっぱいになってしまいます。

そして放射能の危機に関しては、不安なことは確かなのですが、
今は原発で戦う人々を信じることが大事であると思うし、
命を賭けている人たちに対して、自分たちが信じないで
どうするんだ?という気持ちでいっぱいになっています。

彼らのためにも混乱を起こさずに、
東京でしっかりと生きるということが、彼らに応える行動で
はないでしょうか?

ぼくは今逃げ出したら、
これからの人生も逃げ出すような人生になってしまいそうで
とても嫌です。
そんな人生を送るぐらいだったら、多少の放射能なんて
怖くもなんともありません。

死ぬことよりも自分の良心を裏切ることのほうが
はるかに怖いのです。

節電をして浮いたお金。
無駄に買占めをしないで浮いたお金。
東京・首都圏から脱出するための移動費。

これらを義援金にまわせば、
多くの被災者の方々が助かり、勇気づけられることでは
ないでしょうか?

みなさん、こんなときこそ、
自分の良心に語りかけて、人のために何が出来るのかを
みんなで考えてみませんか?


土屋信之介
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